お墓を建てる費用の内訳と平均価格をチェック

お墓を考えたとき、お金にまつわるこんな疑問をあなたは持っていませんか?

  • お墓の費用はいくら必要?
  • 相場価格ってあるの?

この記事では「お墓にかかる費用内訳と平均価格」を説明します。

正直、価格は皆さんが一番気になる点ではないでしょうか。とても大切で知りたい情報なのに、聞く機会があまりない。

そもそも周囲にお墓を建てた人がいない、他人のお墓の値段を質問するって難しいですよね。

「相場が分からないまま、高額なお墓を購入してしまった」と契約後に不安を感じないよう、事前にお墓の適正価格について情報を集めておきましょう。

読むとわかること
  • お墓にかかる費用
  • お墓の平均購入価格
石太郎

まずは費用の内訳を知ってみよう!

目次

お墓にかかる費用

お墓をつくるとき必要な費用は3つ「墓石代、永代使用料、管理費」に分けて考えます。

墓石代、永代使用料、管理費の合計額がお墓にかかる費用です。

費用内訳を解説

墓石代、永代使用料、管理費についてひとつずつ説明していきますね。

墓石代

お墓そのものを指して墓石といい、墓石代には墓石と工事費用が含まれます。

墓石の値段はいくつかの要素により計算され、石材店によりバラツキはあります。
石の種類、使用量とお墓の大きさ、かたち、デザイン、加工の複雑さなどが該当。

工事費も同じく石材店により異なりますが、敷地面積、施工場所の立地、彫刻代、職人の腕などが該当。

永代使用料

永代使用料とは墓地(お墓を建てる土地)を所有する権利に対して支払うお金。

土地を購入したと誤解される方がいますが、あくまでも、霊園やお寺から土地を借りているだけになります。

永代使用料=永代にわたって墓地を借りる権利を取得できると覚えておきましょう。

管理費

墓地を購入した後、墓地の管理維持のために支払うお金。

例えば、墓地の清掃代、バケツやタオルなどの備品代、トイレや水場の利用料など、墓地を運営管理するために欠かせないものに使用されます。

年間〇〇〇円と決められているところが多いですね。

墓地によっては永代使用料の中に管理費を含めて、前払い形式にしているところもありました。

ついつい忘れがちになる、年間管理費がチェックポイント。お墓は建ててからの見守りが重要です。

あまりにも年間管理費が高額だと、お墓を継承する人が困ってしまいます。

墓石の平均購入価格

お墓の費用内訳で説明した墓石代、永代使用料、管理費の中から墓石代に限定したアンケート調査を紹介します。

一般社団法人全国優良石材店の会が実施した調査によると、約160万円が平均購入価格です。

2019年版全優石お墓購入者アンケート調査結果発表【全国優良石材店の全優石】

インターネットで公開されている墓石の平均購入価格の調査をみると約100〜160万円ボリュームゾーンでした。

お墓の相場ってあるの?

お墓をつくるとき必要な費用は3つ「墓石代、永代使用料、管理費」の合計。
3つそれぞれの項目で地域差があります。

例えば、不動産で考えてみましょう。
同じ土地面積でも北海道と東京では坪単価が全く異なりますよね。正直なところ、全国平均や相場はあてになりません。

どうしても相場を知りたい方は近隣店舗で見積もりを取得し比較するといいでしょう。

同じ石を使用した見積もりでも厳密にいうと完璧に同じとは言えない現状なのであくまでも参考程度にしておきましょう。

石子

石材は奥が深いよ

お墓の予算を決めよう

自分がお墓を購入するときにいくらまでなら出すことができるか、ざっくりといいので上限を決めておきましょう。

墓石代、永代使用料、管理費の内訳を詳細に決めるまでいかなくても、総額300万円まで、200万円までと目安をたてるといいですよ。

記事をここまで読んでくれたあなたに、忘れないでほしいことがあります。

「お墓の価値は値段で決まらない」

高いお墓こそが供養になる、安いお墓はご先祖様に失礼ということはありません。

大切なのはお墓を建てたあと、お墓参りに行き、手を合わせること。

お墓と向き合い心を込めることの繰り返しがご先祖様、故人への供養です。

墓住職

無理のない範囲でお財布事情と相談しようね

お墓を建てる場所は下記の記事で解説しています。こちらも参考にしてもらえれば幸いです。

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