こんにちは!
今回の記事では10年間石材店で勤務していた私が、
よくお客様から質問をいただくお彼岸に関する疑問を解説します。
- 「お彼岸とはなに?」
- 「お彼岸って1年に2回あるの?」
- 「お彼岸はいつからいつまで?」
- 「お彼岸はお墓参りするべき?」
- 「お彼岸のお供え物はどうするの?」
上記のような疑問を解決していきますね。
この記事でお彼岸の意味を知り、ぜひ今後のお墓ライフへ活かしてください。
お彼岸の意味を知り、先祖供養に行きましょう!
2020年(令和2年)秋のお彼岸の期間
秋のお彼岸は、秋分の日を中日(ちゅうにち)とした前後3日間からなる、合計7日間が秋のお彼岸の期間です。
2020年の秋分の日は9月22日(火)なので、お彼岸の期間は9月19日(土)から25日(金)となりますよ。
秋分の日:祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日
秋のお彼岸 日程
彼岸入り 9月19日 (土)
秋分の日 9月22日 (火)
彼岸明け 9月25日 (金)
・初日 彼岸入り
・秋分の日 中日
・終日 彼岸明け
春のお彼岸 日程
春のお彼岸は、春分の日をを中日(ちゅうにち)とした前後3日間からなる、合計7日間が春のお彼岸の期間です。
2021年の春のお彼岸は、春分の日が2021年3月20日(土)なので、お彼岸の期間は3月17日(水)から23日(火)までとなります。
春分の日:自然をたたえ、生物をいつくしむ日
お彼岸とは
お彼岸とは、お墓やお仏壇に手を合わせ、先祖を供養する行事とされています。
このお彼岸の意味には諸説あります。
仏教用語の「パーラミター」を音写したのが「波羅蜜多(はらみた)」。仏教において非常に大切な概念です。
音写:梵語の音をそのまま漢字に写すこと
意味としては、煩悩や苦しみに満ちた輪廻の世界から解脱し、迷いのない悟りの境地に達することを指します。
迷いのない悟りの境地が「パーラミター」で、この境地を「川を挟んだ向こう岸」の意味から彼岸と言うようになりました。
私たちの生きる煩悩の世界は「此岸(しがん)」です。
そして、ご先祖様や亡くなった大切な人たちは彼岸へ渡り、ときどき私たちのもとへ姿を現すと考えられるように。
春分の日と秋分の日は、太陽が真東から真西へ沈み、私たちのいる此岸とご先祖様のいる彼岸が通じやすくなるため、
とくにこの期間は、いつも以上にご先祖様を近くに感じ手を合わせようとなりました。
だから、お彼岸にはお墓参りをすると言われています。
お彼岸はご先祖様との距離が近くなるよ
お彼岸のお供え物
お彼岸のお供え物は「ぼたもち」と「おはぎ」です。
ぼたもちとおはぎ、名前は異なりますが、実は同じものなんですよ。
春にはぼたもち、秋にはおはぎと呼び方が変わります。
・春は牡丹(ぼたん)の花から「ぼたもち」
・秋は萩(はぎ)の花から「おはぎ」
お供え物に正解不正解はなく、故人が生前好きだったもの、先祖代々伝わる食べ物なんかもいいですよ。
基本的に供養の気持ちを込めたものであればなんでも大丈夫です。
お彼岸のお墓参り
お彼岸のお墓参りは日本だけの風習です。
1年のなかでも気候がよく、過ごしやすい時期、ぜひお墓参りに行きましょう。
現在、コロナの感染拡大を防ぐため「県外から大阪のお墓ヘ行くことができない」とお悩みの方は一度ご相談ください。
当ブログ(お墓日和)では、お墓参り代行サービスを実施しています。
大切なご先祖様のお墓、ほったらかしにせず綺麗に手入れしませんか?
あなたの代わりにココロを込めてお墓参りいたします。
\お気軽にご相談ください /