お墓の後継ぎがいない、お墓が遠方にあり管理が難しいという理由で「墓じまい」を行う人が増えています。
今回は、墓じまいを決め「墓じまいの会社」を探している人に向けた記事です。
本記事を読めば、おすすめの墓じまい会社3つと墓じまいに必要な手続きが分かります。
・墓じまい代行会社とは?
・墓じまい代行の種類はあるの?
・墓じまいの書類手続きまで頼めるの?
・墓じまい会社選びのポイントは?
10年間石材店で働き現場を知る元営業マンが墓じまい代行業者を探しているあなたに向けて記事を書きました。
墓じまいオススメ業者さんを紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。
墓じまい代行業者をうまく活用しましょう!
墓じまい代行会社とは
墓じまい代行会社とは、墓じまいを実施するときに工事だけでなく、墓じまいに関する手続きや遺骨の行き先までサポートしてくれる会社を言います。
墓じまい代行会社により、サービス内容が異なりますので、事前に墓じまい会社が代行してくれる範囲や追加料金の有無など確認しましょう。
対応範囲を確認しておくと、依頼後のトラブル回避にも繋がります。
墓じまい会社 手続き代行の内容
- 管理手続き:墓地・霊園管理者との墓地返還手続き
- 改葬手続き:行政機関への改葬申請
- お寺紹介:閉眼供養の僧侶手配
- 工事:墓碑の撤去工事
- 遺骨管理:遺骨の一時保管や行き先手配
5つが主に墓じまい代行会社がサポートしてくれる内容です。墓じまい会社によりサポート範囲は様々です。
墓じまいに関する内容を全て代行してくる会社もあれば、あなた自身が手続きに走り回らないといけない場合もあります。
1.管理手続き
墓じまいをする前には必ず、墓地管理者への挨拶が必要です。
管理手続き代行では、墓地や霊園の管理者へ墓じまいを実施すると伝えてくれ、工事届けや墓地返還届けなどの書類手続きを代行してくれます。
墓地が田舎など遠方にあり、何度も足を運ぶことが出来ない人にはありがたい代行ですね。
2.改葬手続き
墓じまいでお墓を撤去したのち、遺骨を新しい場所へ移動するとき改葬許可証の交付が必須。
現在のお墓がある自治体へ改葬許可申請を行う必要がありますが、この煩雑な手続きの代行を依頼できます。
改葬許可の手続きが一番手間になります。墓地管理者の署名や印鑑、お墓のある市区町村へいかなければなりません。
改葬申請の手続きを間違えてしまうと、改葬許可証の発行まで時間がかかってしまうケースもありますよ。
墓じまい代行会社に依頼すれば、煩わしい書類手続きを安心して任せることが可能です。
3.お寺紹介
墓じまいでお墓を解体撤去する前には、お寺から僧侶に来てもらい閉眼供養(お経を読んでもらうこと)が必要です。
墓じまい会社によって提携しているお寺の紹介や日程調整などしてくれます。
閉眼供養のときお寺のお付き合いがない人には助かるサービスです。
※閉眼供養はお性根抜き、お魂抜きなど地域により言い方が異なります
4.工事
お墓の撤去工事や撤去後の墓石を処分してくれます。
墓地を返還するには、更地「お墓のない状態」にしなければいけません。
手抜き会社に依頼すると中途半端な状態で工事が終わり、後で予期せぬトラブルに巻き込まれないよう、実績のある墓じまい業者へ頼みましょう。
5.遺骨管理
墓じまいでお墓を処分して遺骨を取り出したあと、直接新しい埋葬先に届けてくれるのか、それとも一時保管可能なのか。
提携している永代供養墓を紹介してくれる墓じまい会社もあります。
遺骨の行き先に悩んでいる人にはありがたいですね。
墓じまい代行業者の種類
墓じまい代行会社には3つの種類があります。
- 墓じまい特化型会社
- 石材店の業務追加型
- 士業の委託型
1.墓じまい特化型会社
文字通り墓じまいのみに限定して運営されている業者。
地域に店舗を構えずに、インターネットで宣伝を行っているところがほとんど。
2.石材店の業務追加型
時代の流れとともに石材店が業務を増やす形で墓じまいを施工。
大々的な宣伝はあまりしなが、墓じまいも依頼があれば受ける石材店が最近は増えてきています。
3.士業の委託型
終活の影響で行政書士や弁護士などが墓じまいの手続きを代行するケース。
書類手続きは士業の方が行い、撤去工事は近隣の石材店に外注します。
墓じまい代行業者の選び方
・墓地管理者に声をかけず勝手に工事をされてしまい、後で自治会とトラブルになった
・ずさんな工事で周囲のお墓に傷をつけてしまい、修繕費用を請求された
・お墓の撤去工事しか行ってくれず、改葬手続きは自分することになった
・工事完了後に追加料金が発生、支払いが高額になった
・別契約が義務の永代供養墓や納骨堂の料金が高額
墓じまい代行業者を選ぶときのポイントは「安易に価格だけで判断しない」ことです。
お墓を撤去するだけなんだから、安ければいいと考えている方がいます。しかし、それは危険な考えです。
こんな墓じまい会社には注意
- 墓じまいに必要な書類手続き関係について一切説明してくれない
- 見積もり内容が不透明
- 契約書がない(追加料金の発生リスクあり)
- 永代供養墓や納骨堂などの別契約が義務
墓じまい費用が安い会社はどこかに思わぬ落とし穴があります。
墓じまい代行会社を選ぶときの参考にしてください。
墓じまい会社おすすめ3選
株式会社美称
墓じまいに特化した会社。石材店に勤務しているとき実際に利用させてもらいました。
写真付きの工事報告書がきっちり作成され、働いている人の対応も親切です。
ミキワの墓じまい
ミキワの墓じまいは墓じまいに特化した会社です。墓じまいに関する全ての手続きを依頼でき、料金体系が明確なので安心して相談が可能。
毎月先着10名様を対象に、墓じまい工事のトータル料金から5%オフとなるお得なキャンペーンを実施中です。
今すぐ墓じまいを希望しない方も、まずは見積もりを相談しておくと安心ですね。
・管理手続き:墓地・霊園管理者との墓地返還手続き
・改葬手続き:行政機関への改葬申請
・お寺紹介:閉眼供養の僧侶手配
・工事:墓碑の撤去工事
・遺骨管理:遺骨の一時保管や行き先手配
墓石ナビ | 優良石材店から一括見積もり
インターネット上で墓じまいの見積もりを複数社から取得可能。墓石工事に幅広く対応されています。
全国の永代供養墓や様々な形態を見ることが可能です。
墓石ナビで一括見積もりを取り地域の石材店へ行くことが、一番安く墓じまいをできる方法です。
相見積もりする理由は見積り金額が適正価格なのか比較するためです。
まとめ
以上、墓じまい会社を紹介してみました。
各会社ごとにサービスも様々ですので、料金や特徴など、あなたの墓じまいにあった会社を見つけてくださいね。
本記事が墓じまいを進めるためのお役に立てば嬉しいです。
損しないために、墓じまいは必ず見積もりを比較しましょう!