お墓の購入は、人生のなかで非常に大きな買い物です。
金額が大きいのはもちろんですが、それ以上に「自分や家族、子や孫の代まで引き継がれていく大切な場所」というプレッシャーがあるのではないでしょうか。
大切な場所だからこそ正しい知識をもち、納得のいくお墓を建てたいですよね。
そこで3記事にわたり、お墓の購入から完成、お墓開きまでの流れをカンタンに解説します。
- 見積もりから契約
- 工事の着工から完成
- 開眼法要、納骨
今回は3,開眼法要から納骨編です。
全体像を把握することで、落ち着いてお墓を建てる準備につながって欲しいと思います。
それではさっそく、開眼法要から納骨を解説していきます!
これから墓地選びをはじめる人はコチラの記事をどうぞ!
開眼供養とは
開眼供養は、新しくお墓を建てたときに実施する供養のことです。
住職に来ていただき、お経をあげてもらいます。
開眼は「かいがん」ではなく「かいげん」と読みますよ。
他にも、開眼法要、入魂式、お性根入れなど、地域や宗派によって呼び方はさまざまです。
開眼供養をするまでお墓はただの石。
開眼供養することで墓石に仏様の魂が入ることでお墓となります。
とても大切な供養です!
お墓が完成してから。開眼供養を行う時期について決まりはありません。
一般的に、お骨となった故人がいらっしゃる場合だと、四十九日や一周忌などの法要のとき、納骨式と一緒に行うことが多いです。
寿陵(生前にお墓を建てること)についても、開眼供養を行います。
寿陵の場合も、時期について決まりはありません。
完成時に行うこともあれば、最初の納骨の際に開眼供養を行います。
寿陵の開眼供養については、お寺の住職に相談してみてください。
開眼供養、当日の流れ
当日の流れは、次のようになります。
石材店の営業が開眼供養の手伝いをしてくれるので、不明なことはその都度、聞いてみましょう。
住職の読経
お墓に巻かれた白いサラシを取る
住職の指示があります
参列者が順番に上げていく
大まかですが以上のような流れで法要は行われます。
初めての開眼供養はわからないことだらけですよね
お墓を建立した石材店や法要を依頼する住職に相談し、開眼式の流れやお供え物について事前に確認しておくと安心です。
納骨
納骨を行う時は、お墓を開けてお骨を納めます。
住職から納骨の指示があるので、その後、お墓を開けてカロートと言われる場所に納めます。
大阪での一般的な納め方を説明します!
お骨は骨壷に入った状態で墓地へ持っていき、お墓の前でサラシの袋にうつします。
骨壷からお骨を取り出す作業、お墓をあける作業も石材店の人が手伝ってくれますよ。
納骨後の骨壷は石材店が持って帰り、処分してくれます。くれぐれも墓地において帰らないようにしましょう。
大切な人とのお別れだから「自分たちで納骨しよう」という人がいます。
皆さんで納骨するのはいいのですが、お墓を開ける際に、石を割ってしまう、指をはさんで怪我をするケースもあります。
もし、インターネット販売会社に建立を依頼した人でも、近所の石材店に自分たちで納めたいが手伝ってほしいことを言えば、サポートしてくれるので気軽に相談してくださいね。
まとめ
お墓ができるまでの工程「開眼供養から納骨」の流れや注意点についてイメージができましたか?
お墓の購入を決めたあと完成までに、たくさんのステップがあります。
そのため、一度説明を読んだだけでは、すべてを理解することは難しいかもしれません。
僕が回答できる範囲でLINE@での質問を受け付けています
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皆さんに頼んでよかったと思っていただけるよう、心を込めてお参りいたします。